香織園のお茶が出来るまで
                                                                             
私たちの仕事を紹介しながらお茶のできるまでをご案内いたします
 (  )は私たちが日常使う言葉です。                                   トラさん

夏も近づく八十八夜.....
 お茶の木は冬から春先までは休眠して新芽を出す準備をしています。5月の八十八夜になると写真のようなみずみずしい新茶の芽がでてきます。
 この時期になると朝から夜中まで忙しい毎日が続きます。午前中にお茶の葉(生葉−なまは)を摘んで(刈る)午後から製造(揉む)します。皆様に一日でも早く新茶の香りをお届けできるように農作業に励んでいます。
 新茶の時期になったら私たちの仕事の様子お伝えします。それまでお待ちください。


新茶のできるまで   荒茶編



自宅の前の茶園 新茶の様子   3月23日

 自宅の前の茶園です。バックにさくらの木がありますので、季節の移り変わりとともに新茶の生長をご覧いただけると思います。 
 下の写真は新茶の拡大したものですが、まだ芽が出ていません。次回は3月30日に掲載します。
新茶の様子


新芽2 新茶の様子  3月30日

 花冷えのような寒さが戻ってきました。さくらは少し開花しましたが、新茶の芽はまだ伸びてきません。
 農協の萌芽調査によると、平年に比べて4日早いとなっていますが、新茶の始まりはこれからの気温に左右されます。次回は4月6日に掲載します。
萌芽2

新芽3 新茶の様子  4月6日

 今月になってから冷え込んで、1日・2日そして5日に霜がおりました。被害はありませんでしたが、新茶の生育は少し遅れています。
 新芽が見えるようになってきました、萌芽は90%ぐらいです。さくらもようやく満開になりました。今日は暖かく芽伸びも進んだと思います。
萌芽3


新茶3 新茶の様子  4月13日

 今週は真夏日になった日があるほど暖かかったので、新茶の芽も急に伸びてきました。2枚目の葉が開きました。
 静岡は23日、掛川は20日が初取引と決まりました。しばらく雨がないので、ここらで恵みの雨が降ってくれないかと待っています。 
新芽3

萌芽4 新茶の様子  4月19日

 雨のない天気が続いていますが、暖かい春の日差しを浴びて新茶はすくすく育ってきました。
 ここは萌芽調査用の畑ですので、摘み採りは5月になってからですが、23日から当園では新茶を始めます。
新芽4


篭
 お茶は昔はお茶摘さんが手でみんな摘んだそうです。手バサミからエンジンの茶刈り機へと時代とともに変わり現在では乗用型の機械もあります。
 しかし新茶の若い芽(みる芽)は現在でも手で摘んでいます。今年もおばさんたちが来てくれて朝から夕方まで楽しいおしゃべりをしながら摘んでくれます。
 茶摘み篭と角篭

 いずれも竹でできています。摘んだ葉が蒸れたりして痛まないようにと考えられた物です。香織園では1週間から10日手摘みをします。最盛期になると機械に袋をつけてお茶かり作業をします。
コンテナ ボイラー
 生葉コンテナ

 収穫されたお茶の葉は製造されるまでコンテナで保管されます。断続的に送風して新鮮な状態で保ちます。
 ボイラー

 お茶の製造は蒸気で蒸して、熱風を当てて揉みながら乾かす作業ですが、最初の機械が蒸気を発生させるボイラーです。
蒸機と冷却機 葉打ち機
 蒸機と冷却機

 お茶は蒸しが基本といわれています。深蒸し茶は普通よりも長い時間蒸すことによってまろやかな味を醸し出すことができます。
 葉打ち機

 冷却された葉は、揉む前に余分な水分を取り除きます。熱風は100度、風量は90立方メ−トルです。
 
粗揉機 揉捻機
 粗揉機

 揉むはじめの機械です、タクト方式で次の機械に流れますが、この行程は熱風をあてて揉んで乾かします。50分かかります。
 揉捻機

 大量の風量で揉まれたお茶は葉と茎の水分が異なりますので、ここで30分重りをかけて水分を均一にします。熱を使わない作業はここだけです。
中揉機 精揉機
 中揉機

 丸い胴が回り、熱風を吸引してお茶を乾かします、大・中・小の三台の機械を通過するのに50分かかります。
 精揉機

 熱と重りをかけて乾かしながら味と香りを出していきます。40分かかりますがこの後、後方の乾燥機で30分乾燥されて荒茶の出来上がりです。

新茶のできるまで   仕上げ茶編


乾燥機 平行篩い
 乾燥機

 
荒茶を乾燥・火入れをして味と香りをより美味しくします。お店では火入れを強くして火香をつけますが、香織園では新茶の味と香りをいつまでもお客様に味わっていただくために、低い温度で長い時間をかけて丁寧に仕上げます。
 平行篩

 次の作業は振動する網でお茶の太さを選別します。荒茶には太い物や丸い物が含まれていますので、この機械を通すことによって太さの揃ったお茶になります。
回し篩い 切断機
 回し篩・電気棒取り機

 
太さの次は長さを揃えます。この機械によって頭・本茶・芽茶・粉茶などに篩い分けられます。電気棒取り機によって茎が選別されます。
 切断機

 平行や回しから出た大きなお茶をこの機械にかけて切断します。これを再び篩にかけて揃ったお茶に仕上げる作業を繰り返します。
風選機 色彩選別黄
 風選機

 香織園では大小2台での機械で浮葉・砕葉などを風を利用して取り除きます。こうすることによって味や香りがすっきりしたものとなります。
 色彩選別機

 電気棒取り機や風選機でも取れなかった黄葉や茎を色の違いで選別できる機械を使います。
合組機 包装作業
 合組機

 8時間ほどかけて選別された仕上げ茶を合組みして作業は終わります。この後窒素封入して冷蔵庫に保管され、お客様のご要望に応じてその都度袋詰めしてお送りします。


 包装作業

 八十八夜に採れた新茶をお客様のご家庭へお送りする作業が最盛期を迎えました。東京にいる娘も毎年連休には帰ってきて家族7人総動員して頑張っています。
 今年の新茶は雨がなかったおかげで味と香りの濃いお茶ができました。お客様にもきっとご満足いただけるものと思います。


お茶の香織園 
       0120-88-5303  
メールはこちら segawa@kaorien.net 
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