新緑の香る新茶の季節となって参りました。
昨年の夏は干ばつで夏芽が伸びず毎日水掛作業に追われました、秋になってようやく回復して、堆肥や有機質肥料を茶園に施すことが出来ました。
 今年の春先は暖かかったので新茶も早いのではと予想されましたが、春の彼岸頃から冷え込んで一部の茶園では凍霜害の被害に遭いました。香織園の茶園は小笠山の丘陵地にありますので幸いにも助かりました。
 4月になっても冷え込みや雨の日が多く、生育が遅れましたのでお茶君たちに元気になってもらうように葉面散布(栄養剤)の作業を毎日続けました。おかげで摘み取りが出来るようになり、お待ち下さる皆様へお届けできます。
 1年間の汗の結晶が一滴のお茶の雫となればと思っております。
茶缶 深蒸し茶の特徴。

 見た目のきれいなお茶よりもお茶本来の味を大切に、甘みのあるまろやかな喉ごしのよいお茶に仕上げたのが深蒸し茶です。
 形の崩れと粉があるのは難点ですが、一度飲んだらやめられないコクと深みのある豊かな香りのお茶です。
織園のお茶の特徴。

 お店のお茶は産地のお茶を混ぜ合わせて作られていますが、香織園は私の作ったお茶しか販売しておりません。品切れになれば来年の新茶までお待ちいただきます。
 お茶は火入れという作業をして販売されておりますが、香織園では火入れはせずに新茶の香りをいつまでも味わえるように製法と保管に工夫をしています。
急須 水が決め手です。

 どんなに高いお茶でも水が悪かったら美味しく飲めません。水は汲み置きしておいて、十分沸騰させてからお使い下さい。
 湯飲みに飲まれる量だけのお湯を入れて60−70度位までさましてから、回しつぎをして 最後の一滴まで注いで下さい。
お茶の葉を少し多めに入れて、早めに注ぐことが美味しく飲まれる秘訣です。
抹茶道具 お茶の味わい方。

 一煎目は香りと水色を味わって下さい。新茶の香りとみずみずしい湯飲みの中の色を堪能して下さい。
 二煎目はコクのあるまろやかな味を、三煎目はお茶の渋みを味わってみて下さい同じお茶で三回それぞれ異なる味を感じることが出来ます。